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10月の不調

 10月は気圧の変化や温暖差の関係で、身体や自律神経の不調、倦怠感や頭痛、首や肩のつらさが多く発生します。

 主な原因は体が気温や気圧の変化に適応しようとして自律神経の不調からです。

 (1) 自律神経の不調とは?

    ♦自律神経には体を活動的にする「交感神経」とリラックスさせる「副交感神」があり、体

     内を環境変化から一定に保とうとしています。

    ♦体温を調整することも自律神経の働きの一つです。外気温が高いときは、体内から熱を逃

     がす為血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しています。

    ♦一方、外気温が低いときは血流を減少させ、毛穴を閉じて体内から熱を逃さないようにし

     て、熱を産生する方向に働きます。これらは交感神経の働きによるものです。

    ♦気温の変化に対応しようと交感神経優位の状態が続くと、エネルギー消費が大きくなるた

     め、疲れやだるさなどの症状が現れます。

    ♦夏の間の生活習慣が自律神経の乱れにつながることもあります。例えば、暑さで眠れず睡眠

     不足になる、冷房に当たりすぎるなどの生活習慣があると自律神経が乱れやすくなります。

     また、冷たい麺類などで簡単に済ませることも多かった夏の食生活の乱れから、栄養が偏り

     がちになり体調を崩しやすくなってしまうこともあります。

    ♦身体面の不調の他にも、やる気が出ない、気分が憂鬱になるなどメンタルの不調が起こるこ

     ともあります。精神面の症状には気温の変化の他、日照時間減少による日に当たる時間の

     減少も影響していると考えられています。

    ♦ストレスや緊張、疲労、ホルモンバランスの変化、化学物資などの影響を受けて乱れてしま

     うと、様々な体調不良が生じます。身体の一部が痛む、精神的に落ち込むなどの症状が現れ

     ますが、人によって様々で、複数の症状が重なって現れたり、症状が出たり消えたりするこ

     ともあります。見られやすい症状としては、肩凝り、頭痛、めまい、吐き気、腹痛、下痢、

     疲労倦怠感、不眠、動悸、いらいら、冷え、のぼせ、発汗などが多く見受けられます。これ

     らの症状は、実際にそれぞれの内臓や組織そのものが悪くなっているわけではないのです。

(2)自律神経を整える5つの法則

   ♦(1)朝日を浴びる・・・朝日を浴びることには2つの意味があります。一つは、体内時計をリ

                セットすること。人間の体内時計は約24.2時間と言われており、1日

                生活するだけで少しのズレが生じます。朝日を浴びることでこのズ

                レを直すというわけです。もう一つは、メラトニンの分泌を促進

                させること。メラトニンは睡眠を促すホルモンであり、睡眠の質が  

                改善されます。

    (2)睡眠をしっかりとる・・・一般的には6〜7時間の睡眠を取ることが良いとされていま

                   す。平日・休日問わず睡眠時間を確保し、可能な限り規則正

                   しい生活リズムで生活することが重要です。

    (3)食生活の改善・・・具体的には以下のものが効果的な食事と言われています。

成分具体的な食べ物効果
GABA発芽玄米、キムチ、みそなど中枢神経で働き、神経の高ぶりを抑える
トリプトファンレバー、乳製品、バナナなど精神を安定させる
ビタミンB6レバー、カツオ、マグロ、肉類自律神経を整える、交感神経の興奮を抑える
カルシウム牛乳、大豆、魚介類脳神経の興奮を抑える

 ♦ 反対に、カフェインやアルコールなどは神経を昂らせるため就寝前は控えましょう。また、寝る

  直前の食事は睡眠を浅くするため就寝の3時間前には食事を終えるようにしましょう。

 ♦  普段シャワーだけの人は特に、毎日入浴することを心がけましょう。

  入浴により皮膚温度を上げ、手足の毛細血管から熱放散をすることで深部体温が下がり、入眠しや

  すくなります。

   おすすめは就寝90分前に40℃のお風呂に15分程度浸かること。入浴することでリラックス効果が

  得られ、入眠効果も得られます。

 ♦5.首を温めることで副交感神経が優位になり、リラックスできる状態になります。レンジでチンした

  ホットタオルや、市販の温熱シートがおすすめで、ホットアイマスクと併用するとより高いリラッ

  クス効果が得られます。

(3) 東洋医学から見た自律神経失調症

  ♦東洋医学で、未病と言われる考え方があり自律神経の乱れは身体が発する悲鳴だと考えていま

   す。ストレス や疲労の蓄積などに身体が耐えきれず、その歪みが諸症状となって表れます。赤

   信号になる一歩手前の黄信号のようなものですので、この機会に体をしっかり休ませるとよいと

   言われています。

(4)秋になると弱くなる臓器は?・・・秋の乾燥によって一番打撃を受ける臓器は「肺」です。 五臓

   で言う「肺」は、呼吸と気の生成を司り、肺や気管、のど、鼻、皮膚(肌)と関係する臓器で

   す。 六腑の太陽は飲食物から水分を吸収して、便をつくります。五臓の「肺」と六腑の「大腸」

   は表裏の関係であり、それぞれ乾燥を嫌う性質があります。

   ♦秋になると涼しくなり、夏と比べて水分を取る量が減少し、徐々に空気が乾燥し、喉の渇き、

    便秘、乾燥肌、咳などの症状が現れます。

   ♦可視総合光線療法のお勧め

     可視総合光線療法は、太陽と同等のスペクトル域を持ち、同様の特性を与えた光線によって

    血液の巡りを促進。新陳代謝を促し、生体で備わっている自然治癒力が活発になるように働き

    かけます。