【五月病とは?】
4 月や 5 月は、新しい環境や仕事に適応するために一生懸命頑張るため疲れや
ストレスが溜まりやすく、ゴールデンウィークを機に、張りつめていた緊張の糸
が切れ、身体がだるい、疲れやすい、意欲がわかない、物事を悲観的に考えてし
まう、よく眠れない、食欲がないなどの心身の症状が現れることがあります。こ
れを「五月病」といいます。五月病という言葉は、昭和 40 年代に労働省が発表
した調査報告書から生まれ、正式な医学用語ではありません。医学的には、適応
障害、状況によってはうつ病という診断になります。
【五月病の症状】
精神面
・何もやる気が出ない
・根気がない、何をするのもおっくう
・将来の目標や進路の喪失感など
・不登校や出社拒否
身体面
・感冒症状(のどのいがらっぽさや痛み、鼻の不快感、くしゃみ、鼻水、咳など)
・食欲不振、下痢、悪心(胸がむかつく)、吐き気、腹痛など消化器症状
・睡眠障害、頭痛、めまい、動悸など自律神経症状
行動面
・お酒やたばこの量が増える、過食
【五月病になぜ整体がいいのでしょうか?】その理由は、筋肉の緊張をほぐし身体の歪みや緊張を緩和し、血流やリ
ンパの流れを改善することによって身体全体のバランスが整えられ、体内
の不要な物質や老廃物の排出が促進されます。そのことによって身体の
緊張やストレスが緩和され、身体的な不調や精神的な不安が軽減される
からです。
また、施術中に深い呼吸やリラックスすることで、心身の緊張が解きはな
され、ストレスが緩和されます。これにより、五月病に伴う頭痛や肩こり、不
眠などの症状を軽減することができます。
【整体を活用して健康な体つくりをしませんか?】
【五月病とうつ病の違い】
基本的には両者ともに精神的や身体的なストレスが原因で様々な体調不良が見
られる状態であり、とても症状も似通っています。
しかし、違いの一つとしては、持続期間が大きなポイントとして挙げられます。
基本的に、五月病は一過性であることが多く、うつ病は長期間継続します。
また、五月病もストレスが蓄積し続けることで症状が長期化し、うつ病へ移行す
ることもあるので注意が必要です。
【五月病のセルフチェック】
•不安や焦燥感がある
•人間関係が煩わしく感じる
•外出をあまりしなくなった
•学校や会社に行きたくないと感じる
•疲れやすく、疲れがとれない
•食欲がない
•寝つくまでに時間がかかる
•眠りが浅い
•頭痛や肩こりがひどい
•集中力が低下し些細なミスが多い
【五月病を予防するには】
・適度な運動をする・・・身体を動かすことによって 心身の緊張が 解消され ストレスホルモンの分泌が抑制され、ストレス解消に欠かせないエンドルフィンや感情のコントールに役立つセロトニンといった脳内物質が放出され、リラックスや気分の改善につながります。また、継続できる運動をすることによって(有酸素運動)脳への血流が促進され、血液中に含まれる酸素量やブドウ糖の運搬量も必然的に増え、脳の神経細胞が活性化されます。一方、セロトニンが不足すると、イライラしたり怒りっぽくなったり、うつ病や不眠症などさまざまな問題が発生しやすくなります。・日光を浴びる・・・日中に太陽の光を浴びると、脳内のセロトニン神経が活性化され、セロトニンが分泌されリラックス効果が得られます。 セロトニンの分泌量が増えると夜間にメラトニンの分泌量が増え自然な眠りを促す働きをします。・栄養バランスの良い食事をとる・・・バランスの良い食事を心掛けることで、身体の免疫力が高まり、ストレスに対する抵抗力も強化できます。特に、ビタミン B 群やカルシウム、マグネシウムなど、疲労回復効果のある栄養素を意識的に摂取することが重要です。また、朝食をしっかり食べることも大事で、野菜や果物、炭水化物やたんぱく質をバランスよく摂取し、脳や体を活性化させましょう。・趣味を続ける・・・ストレス発散につながり、自己実現感や達成感を得ることができ、心に余裕ができます。お気に入りの音楽を聴いたり、読書などで気持ちをゆっとリラックスできる時間をつくれば、心や身体の調子が整い、ストレス解消につながります。
【リラックス効果をあげるお勧めメニュー】
・温かいお風呂に入る
・アロマセラピーを行う
・瞑想する
・ヨガやストレッチを行う
・好きな音楽を聴く
・温かい飲み物を飲む
・規則正しい生活をおくる・・・5 月病を予防するためには、規則正しい生活を
送ることが大切です。生活リズムが乱れると、体内時計が狂い、自律神経のバラ
ンスが崩れてしまいます。その結果、ストレス耐性が低くなってしまうので注意
しなければなりません。以下のようなポイントを意識して、規則的な生活を送る
ようにしてください。
・毎日決まった時間に起床する
・朝起きたらカーテンを開けて、日光を浴びる
・就寝前は、なるべくスマホやテレビを控える
・朝食、昼食、夕食の時間を毎日一定にする
【五月病の有効な対処法】
五月病になってしまった場合、なるべく早く対処することが大切です。・十分な睡眠時間を確保する・・・まずは、しっかりと寝ることが重要です。睡眠不足が続いてしまうと、ストレスや疲労が溜まっていき、さらに症状が悪化してしまう危険性もあります。睡眠研究の第一人者 Daniel Kripke 氏(カリフォルニア大校教授)によると、人間にとって最適な睡眠時間は「6 時間半~7 時間半」といわれています。
・信頼できる家族や友人に相談する・・・五月病に陥ってしまった場合、一人で
抱え込まず信頼できる家族や友人に相談することも大切です。自分のことをよ
く知っている家族や友人であれば、親身になって話を聞いてくれます。仕事の愚
痴を言ったり、苦しい気持ちを吐き出したりすることで、気が楽になることもあ
ります。さらに、第三者視点から、有益なアドバイスをもらえるかもしれません。
自分自身が見過ごしていた解決策を発見できる可能性もあります。
・病院を受診する・・・「ストレスや疲労がどんどん溜まっていく」「少し休んで
も症状が良くならない」という場合は、医療機関を受診する。
自分の症状や悩みをできるだけ具体的に伝え、専門医の診断を受ける。一般的な
治療方法としては、「休養」「薬物療法」「精神療法」が挙げられます。
少しでも不安があれば、なるべく早めに、一度病院を受診するのが良い。
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