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腰の痛みに加えて足がしびれる原因とは?整体師が教える予防と改善法

最近、腰の痛みだけでなく下肢のしびれも感じる・・・そんな症状に悩んでいませんか?

 本記事では、整体師が腰痛と下肢のしびれの関係や、考えられる原因、日常でできる予防・改善法についてわかりやすく説明します。

【1】  腰椎とは何か?

   腰椎は、背骨の中の腰の部分の腰椎1~5のところです。

■ 椎体(ついたい)

  円柱状の骨で、上下の椎骨と椎間板を連結し体重を支えています。

■ 椎弓(ついきゅう)

  椎体の後ろにある骨で、椎体・脊柱管にあるトンネルは脊髄や神経を保護す   

  る役割があります。

■ 椎間板(ついかんばん)

  椎体と椎体の間にある軟骨組織で、クッションの役割を果たし、衝撃を吸収

  したり、脊柱の動きを滑らかにする役割があります。

■ 棘突起(きょくとっき)

  椎弓の後ろに突き出た突起で、背骨を触ったときに感じる部分です。

■ 横突起(おうとっき)

  椎弓の左右に突き出てる突起です。

■ 椎間関節(ついかんかんせつ)

  上下の椎弓にある関節突起が連結してできる関節で脊柱の動きを制限する役

  割があります。

  腰椎は背骨の中でも最も可動域が大きく、重い上半身を 支えています。

前後・左右へ大きな動きや、身体のひねりといった等柔軟な動作を可能にし、日常の動作や運動をサポートします。

また、身体を動かす際には、緩衝材(クッション)のような役割を果たしており、衝撃を和らげる大切な存在です。

【2】  腰痛による下肢のしびれ・痛みの原因

    ● 腰椎椎間板ヘルニア

      若い世代に多くみられ椎間板という腰椎のクッションが変形し、神

     経を圧迫することでおこります。腰痛や下肢にかけての痛みやしびれ

     があらわれます。

      激しいスポーツや外傷による直接的な衝撃や過度の負担が椎間板に

     加わりヘルニアを起こすことがあります。

      日常生活の中で長時間のデスクワーク・立ち仕事などの姿勢不良、

     重い物を持ち上げる時の不適切な姿勢肥満による腰への負担が挙げら

     れます。

    ● 腰部脊柱管狭窄症

      加齢などにより脊柱管にある神経が狭くなり、神経を圧迫すること

     で起こり、腰に負担をかける作業や肥満、その他に骨粗しょう症によ

     る圧迫骨折や側弯症などによる骨が変形することであらわれます。

     黄色靭帯が肥厚し神経が圧迫されることが原因と考えられます。

     ● 腰椎すべり症

       椎すべり症、腰椎が前方にずれてしまうことで起こります。成長

      期の子供に多く見られ、スポーツ活動などによる疲労骨折や高齢者

      の女性に多くみられる椎間板や関節の異常により腰椎がずれてしま

      います。また、生まれつき腰椎の異常で成長期にずれてしまうこと

      や体に強い衝撃を受けた際に外からの強い衝撃が腰椎に加わりずれ

      てしまうことがあります。

      ● 運動不足 

        運動不足によって筋肉が硬直すると周辺の筋肉が血管を圧迫し

       て血行不良を起こします。血行不良になると老廃物が溜まり末梢

       神経を圧迫し腰痛や下肢のしびれを悪化させることがあります。  

      ● 糖尿病性神経障害

        高血糖状態が続くと、神経細胞にブドウ糖が蓄積されソルビト

       ールの物質に変化し、変化したソルビトールが神経細胞の機能を

       低下させ血行障害を起こしてしまいます。

       腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の合併になる場合もあり

       ます。

      ● 座骨神経痛

        腰痛に加え臀部や太もも、足にかけての痛みやしびれが現れることがあります。腰椎

       椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・梨状筋症候群などの疾患により神経を圧迫して起

       こります。加齢・筋力低下、カルシウム・マグネシウム・ビタミン不足、長時間の同じ

       姿勢・重い荷物持つ作業などによるものです。 

【3】 下肢のしびれ・痛みによる腰痛の症状

    神経の圧迫により下肢や臀部にしびれを感じ下肢に「ジンジン」「ピリピ

   リ」というような感覚が起こった状態です。

   ・お尻から下肢にかけての痛みやしびれ   ・下肢が冷たく感じる

   ・下肢が熱く感じる   ・しばらく歩くと足が痛み、休むと治る

   ・歩行障害、排泄障害が起こる

    【4】  下肢のしびれ・痛みの予防・対策

       下肢の痛みとしびれは、日常生活動作に支障をきたし、放置する

      と症状が進行し予防をすることで症状の緩和が期待できます。

        ● バランスのとれた食事摂取

          野菜・お肉などに含むビタミンB、バナナ・ホウレン草など

         に含むマグネシウムなどバランスのとれた食事をとることを

         お勧めします。塩分・糖分のとり過ぎは血行不良や合併症の

         リスクが高くなるため控えることをお勧めします。

     ● 適度な運動

       運動は筋肉や神経へ酸素を送り血行を促します。下肢の筋肉をよ

      り強くすることで腰や膝への負担が軽減されます。ストレッチは、

      柔軟性を高め筋肉の緊張が緩和されます。

      【5】  下肢のしびれに対する可視総合光線療法の効果

 可視総合光線療法は、神経障害や下肢のしびれ・痛みに有効な療法です。光と温熱作用により過緊張した交感神経を副交感神経を向上させることにより血管を広げ血行を改善し、神経を活性化します。神経麻痺や神経障害による手足のしびれ・痛みの改善に導きます。

      【6】  まとめ

 下肢のしびれが強くなったり、冷たく感じたりした場合、精神的・身体的に日常生活に支障を及ぼします。また、神経痛などの原因による下肢のしびれが発症します。

 『整体院かがやき』では、整体の他、可視総合光線療法のメニューをご用意しております。